ヒメウメマツアリの雌雄モザイク

ヒメウメマツアリ( Vollenhovia sp.)の雌雄モザイク:ヒメウメマツアリの巣内にはオスとメスが入り混じった雌雄モザイクが多数出現します。ここではその一例を紹介します。


写真①:雌雄モザイク個体。顔の赤褐色部分がメスでそれ以外の黒い部分がオスの形質を表している。羽島市14.XII.2015
写真②:左側の個体が正常なオスアリ。右側にいる個体が雌雄モザイク個体。羽島市 14.XII.2015
写真③:雌雄モザイク個体。顔の左(赤褐色の部分)が働きアリのように複眼が小さく、短い触角をもつ。羽島市 19.XII.2015
写真④:雌雄モザイク個体。左右で複眼の大きさや大顎の形態が全く異なる。羽島市18.XII.2015

写真⑤:メスの方の触角(左側)で幼虫に触れたとき、その幼虫をくわえようとする。
羽島市 16.XII.2015

写真⑥:この雌雄モザイク個体はメスに出会った際、交尾行動をするのだろうか?羽島市
19.XII.2015

写真⑦:これら雌雄モザイク個体にはいろいろなパターンがあるが、基本はオスの体の一部に雌の組織が現れる。羽島市 19.XII.2015

岐阜のアリ

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