クロナガアリ

フタフシアリ亜科

クロナガアリ属

日本にはクロナガアリが1種のみが知られています。

クロナガアリ( Messor aciculatus ):岐阜県中南部に分布します。幼虫のエサとして種子を運ぶ姿が有名なアリです。主に春と秋に活動します。巣は草地や半裸地の土中に営巣します。体長:4~5mm。  


写真①:タンポポの種子を運ぶ働きアリ。岐阜市 5.IV.2016


写真②:種子に興味を示す働きアリ。岐阜市 14.X.2015

写真③:種子を運ぼうとする働きアリ。岐阜市 14.X.2015

写真④:種子を巣内に運び込む。左(矢印)にクロナガアリの様子をうかがうトビイロシワアリ。岐阜市7.X.2015

写真⑤:トビイロシワアリを襲うクロナガアリ。岐阜市 7.X.2016

写真⑥-1:巣口から顔を出すオスアリ。岐阜市 10.IV.2017

写真⑥-2:オスアリ。岐阜市 7.IV.2017

写真⑦-1:巣口から顔を出す女王アリとオスアリ。岐阜市 16.IV.2017

写真⑦-2:巣口から出てきた有翅女王アリ。岐阜市 16.IV.2017

写真⑦-3:有翅女王アリ。岐阜市 16.IV.2017

写真⑧:有翅女王アリとオスアリが巣口から出てきて、いよいよ結婚飛行の始まり。岐阜市 16.IV.2017

写真⑨:多くの有翅虫が巣から出てくる。岐阜市 16.IV.2017

写真⑩:さらに多くの有翅虫が出てくる。岐阜市 16.IV.2017

写真⑪:巣全体が興奮状態。岐阜市 16.IV.2017

写真⑫:いよいよ結婚飛行に飛び立っていく有翅女王アリ。岐阜市 16.IV.2017

動画:クロナガアリの結婚飛行の様子。岐阜市 16.IV.2017

写真⑬:結婚飛行後、地上に降り立った女王アリは、穴を掘り土中に営巣します。数か月後、巣内に最初の働きアリが誕生する。複数の女王アリが協力して巣作りすることが多い。岐阜市 19.VI.2017

岐阜のアリ

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