トビイロシワアリ

フタフシアリ亜科

シワアリ属

日本には8種知られている。岐阜県にはトビイロシワアリ1種が分布します。


トビイロシワアリ( Tetramorium tsushimae ):岐阜県全域に分布します。草地や市街地の公園などに生息する最も普通のアリです。体長:2.5mm。


写真①:働きアリ。岐阜市 3.XI.2015

写真②:働きアリ。岐阜市 3.XI.2015

写真③:大きな有翅虫の幼虫を運ぼうとする働きアリ。岐阜市 11.VI.2017

写真④:羽化直後の働きアリ(左)。岐阜市 8.IX.2017

写真⑤:トビイロシワアリは雑食性で種子も巣に運び込みます。岐阜市 26.IV.2016

写真⑥:市街地ではエサが少なく、路傍の花の蜜にも集まります。岐阜市 5.XI.2017

写真⑦:巣内の女王アリ。岐阜市 12.IV.2014

写真⑧:有翅女王。岐阜市 10.VI.2017

写真⑨:オスアリ。岐阜市 10.VI.2017

写真⑩:巣内にはサトアリヅカコオロギという小型のアリヅカコオロギが共生します。大野町 18.IV.2016

写真⑪:サトアリヅカコオロギは、飼育下で巣内の昆虫の遺骸やアリの幼虫を食べることが報告されている。大野町 18.IV.2016

写真⑫:クモの仲間のウスイロウラシマグモも共生生物として知られている。大野町21.X.2016

写真⑬:アリは多少嫌がるが、特に攻撃はしない。大野町 13.XI.2013

写真⑭:ハネカクシの仲間のトゲトゲハネカクシが共生することがある。各務原市 5.IV.2018

写真⑮:アリヅカムシの仲間のクロジュズヒゲアリヅカムシも稀に共生している。海津市 採集日 9.IV.2012

岐阜のアリ

このサイトでは岐阜県内に生息するアリ類やアリの巣内で暮らす生きものを紹介します