クロクビレハリアリ その1

サスライアリ亜科

クロクビレハリアリ属

クロクビレハリアリ( Lioponera daikoku ):本州、九州、奄美大島、沖縄島で確認されていますが、採集例は少なく稀な種です。樹上の枯れ枝内に営巣し、樹上性のアリの巣を襲い、それらの幼虫や蛹をエサとしていると考えられています。体長:3mm。

2016年12月初旬、静岡県伊豆半島南部で念願のクロクビレハリアリを採集できました。ここでは、生息地や採集時の巣内の様子などを紹介したいと思います。


写真①:樹上を歩行する働きアリ。

写真②:働きアリを上から。

写真③:働きアリを正面から。

写真④:脱翅女王アリ。

写真⑤:生息地は海岸近くの明るい林内。巣は地上1m付近の細い枯れ枝内。

写真⑥:巣内の働きアリ。

写真⑦:巣内の働きアリ。

写真⑧:巣内のオスアリ。

写真⑨:オスアリ。

写真⑩:有翅女王アリ。

写真⑪:有翅女王アリ。

写真⑫:脱翅女王アリ。

写真⑬:巣内の有翅女王アリとオスアリ。この両者はよく似ている。頭部がやや細長い個体(左上)が女王アリ。

写真⑭:脱翅女王アリと有翅女王アリ。

岐阜のアリ

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