ヤマアリ亜科
ケアリ属:日本には18種が記録されています。岐阜県には16種が確認されています。
クロクサアリ( Lasius sp.A ):北海道から九州に分布します。従来クロクサアリと呼ばれていたものは、現在クロクサアリ、オオクロクサアリ、コニシクサアリの3種を含むことが判明しています。樹木根部の空洞に営巣することが多く、アリ道を作ってアブラムシに集まり甘露を主なエサとしています。アメイロケアリやヒゲナガアメイロケアリの巣に侵入し、一時的社会寄生することが知られています。体長:4mm程度。
写真①:クロクサアリがトゲヒゲトラカミキリを襲う。岐阜市 22.V.2017
写真②:クロクサアリの働きアリ。岐阜市 7.III.2015
写真③:脚に噛みついたまま死んだトビイロケアリを引きずって歩く働きアリ。岐阜市 30.IV.2018
写真④:嚙みついたまま死んだトビイロケアリの頭部。岐阜市 30.IV.2018
写真⑤:時おりアリ道に有翅女王アリが出てくることがある。岐阜市 15.VII.2018
写真⑥:アリ道に出現したオスアリ。岐阜市 27.IV.2018
写真⑦:女王アリは体中に多くの立毛をもつ。岐阜市 20.VII.2015
写真⑧:オスアリ(上)と有翅女王アリ。岐阜市 28.VII.2016
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