アメイロアリ

ヤマアリ亜科  

アメイロアリ属:日本には8種が記録されています。岐阜県にはアメイロアリのみが生息確認されています。  


アメイロアリ( Nylanderia fiavipes ):北海道・本州・四国・九州・琉球列島(徳之島以北)に分布します。岐阜県では全県に分布する最も普通なアリです。林内から草地の石下や腐倒木内などに営巣する。体長:2~2.5mm。  


写真①:アメイロアリ(左)とムネアカオオアリ。岐阜市 30.IX.2016

写真②:葉上のアメイロアリ。胸部に4対の剛毛をもつ。岐阜市 14.XI.2015

写真③:蚊の死体に集まったアメイロアリ。岐阜市30.IX.2016

写真④:蛹を運ぶアメイロアリ。飛騨市 13.VIII.2015

写真⑤:働きアリを正面から。大顎には6歯ある。三重県鳥羽市 21.I.2016

写真⑥:巣内の女王アリ。和歌山県串本町 25.II.2017

写真⑦:ドングリ内に作られた初期巣。岐阜市 19.X.2017

写真⑧:有翅女王アリ(右)と働きアリ。高山市 28.IX.2018

写真⑨:巣内の様子。オスアリが見られる。大分県国東市 2.VI.2014

写真⑩:巣内のオスアリ(左)。岐阜市 2.X.2013

写真⑪:アメイロアリは胸部と脚は黄褐色、頭部と腹部は黒褐色である。岐阜市 13.XI.2015

写真⑫:和歌山県潮岬の林内土中で見られた全身が黒褐色のアメイロアリ。和歌山県串本町 2.IV.2018

写真⑬:この黒褐色のアメイロアリは別種の可能性がある。和歌山県串本町 2.IV.2018

岐阜のアリ

このサイトでは岐阜県内に生息するアリ類やアリの巣内で暮らす生きものを紹介します