トゲハダカアリ その2  

フタフシアリ亜科

ハダカアリ属


トゲハダカアリ( Cardiocondyla itsukii ):本州、四国、九州、琉球列島、小笠原群島に分布します。以前ハダカアリと呼ばれていたものは、その後ヒヤケハダカアリ、カドハダカアリ、トゲハダカアリの3種に分けられました。 岐阜県内ではハダカアリ類は未確認でしたが、2018年4~5月、岐阜県各務原市鵜沼でのアルゼンチンアリ調査時に、亀山剛氏により「ハダカアリの一種」が記録されました。その後、2019年5月同所にて「ハダカアリの一種」を採取・確認の結果、「トゲハダカアリ」と判断しました。体長2mm。


写真①:営巣地は日あたりの良い、道路脇のコンクリート壁面。前伸腹節後背部(矢印)に刺がある。各務原市 3.V.2019

写真②:胸部背面に後胸溝(矢印)が見られる。各務原市 3.V.2019

岐阜のアリ

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