クロオオアリ

ヤマアリ亜科

オオアリ属:熱帯から亜熱帯に広く分布し、日本では29種が知られています。


クロオオアリ( Camponotus japonicus ):北海道、本州、四国、九州、屋久島に分布します。岐阜県全域の明るい環境の裸地に営巣します。体長7~12mm。


写真①:初期巣の女王アリと働きアリ。高山市 6.VIII.2016

写真②:働きアリは全身に伏毛が生えている。関市 22.VI.2018

写真③:大型働きアリと小型働きアリの栄養交換。関市 14.V.2018

写真④:巣内の有翅メス。岐阜市 23.VII.2018

写真⑤:夏季に羽化した有翅虫はそのまま巣内で越冬する。岐阜市23.VII.2018

写真⑥:巣内のオスアリ。岐阜市22.VII.2018

写真⑦:オスアリの顔。岐阜市 22.VII.2018

写真⑧:岐阜市周辺では5月から6月上旬に結婚飛行が行われる。関市 31.V.2016

写真⑨:結婚飛行後女王アリは翅を落とし、単独で土中に小さな巣室を作り産卵を始める。高山市 27.VII.2016

写真⑩:初夏に見られた巣間の闘争。お互いに噛みつき、蟻酸をかけあっているように見えるが殺し合うことはなく、自分たちのテリトリーを主張するための儀式化された行動と思われる。関市 14.VI.2018

岐阜のアリ

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