カタアリ亜科
ルリアリ属
日本にはルリアリのみが知られており、岐阜県にも分布します。
ルリアリ( Ochetells glaber ):岐阜県南部に生息します。林縁部の枯れ枝や朽ち木に営巣しますが、室内に浸入し営巣することもあります。体長:2mm。
写真①:働きアリ。体色は黒色だが、光の角度により腹部が弱く青色に輝く。このアリを指でつまむと指先に臭いが付きなかなか消えない。愛知県田原市 1.IV.2017
写真②:巣内の働きアリ。腹柄節はとても薄い。三重県尾鷲市 15.XII.2017
写真③:巣内の様子。三重県尾鷲市 15.XII.2017
写真④:女王アリの蛹。各務原市 26.VI.2014
写真⑤:有翅女王アリ。各務原市 26.VI.2014
写真⑥:オスアリを初めて見たとき、後脚がグニャグニャで奇形だと思った。各務原市 26.VI.2014
写真⑦:雄の群れ。写真に写っているオスアリの後脚は全てグニャグニャで、奇形ではないようだ。各務原市 26.VI.2914
写真⑧:巣内の有翅女王アリ(上)とオスアリ(下)、両側に働きアリ。オスアリの後脚のグニャグニャは体の大きな女王アリとの交尾時に、女王を抱え込むために有利に働くような気がする。三重県尾鷲市 11.V.2015
写真⑨:初期巣。働きアリに比べ女王アリはかなり大きい。鹿児島県鹿児島市 29.V.2015
写真⑩:幼虫の背中には突起が見られる。三重県尾鷲市 15.XII.2017
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