アギトアリ その1  

岐阜県以外のアリ  

ハリアリ亜科  

アギトアリ属:世界には65種が記録され、日本には2種が分布します。大顎は長く直線状で、左右180度に開くことができます。


アギトアリ( Odontomachus monticola ):従来は九州(鹿児島)と屋久島を含む大隅諸島に分布していましたが、近年、北九州市や本州(岡山、大阪、三重、神奈川、東京)で発見されています。日本産ハリアリ類では最大種で、体色は赤褐色から黒褐色です。体長:10mm程度。   


写真①:大顎を開いたアギトアリの有翅女王。三重県北部 26.IX.2017

写真②:大顎を開いて林床を歩行する働きアリ。三重県北部 10.XI.2015

写真③:大顎の間にある4本の感覚毛にエサの小昆虫などが触れると、もの凄い速度でパチンと閉じる。三重県北部 10.XI.2015

写真④:林床で獲物を探す働きアリ。三重県北部 10.XI.2015

写真⑤:灯火に飛来した有翅女王。三重県北部 10.IX.2015

写真⑥:常にグルーミングをして体を清潔に保つ。三重県北部 26.IX.2017

写真⑦:大顎を開いた有翅女王。三重県北部 26.IX.2017

写真⑧:林床を歩行する有翅女王。三重県北部 26.IX.2017

岐阜のアリ

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