フタフシアリ亜科
ヒメアリ属
日本には9種知られているが、岐阜県には4種が確認されています。
クロヒメアリ( Monomorium chinense ):岐阜県南部に生息。河原などのやや乾燥した草地などの土中に生息します。
写真①:クロヒメアリの巣内。岐阜市 2022.VI
写真②:クロヒメアリ生息地。岐阜市長良川の河川敷草地。岐阜市 2022.VI
写真③:草地の石下に営巣していた。岐阜市 2022.VI
写真④:巣内で給餌を受ける脱翅女王アリ。岐阜市 2022.VI
写真⑤:6月には有翅メスが蛹化した。岐阜市 2022.VI
写真⑥:続いてオスも蛹化した。岐阜市 2022.VI
写真⑦:6月末から7月初旬、オス・メスの有翅虫が羽化した。岐阜市 2022.VII
写真⑧:なぜか、15頭の有翅メスに対し1頭の有翅オスのみが羽化してきた。そのため有翅メスを二組に分けて、片方にのみオスを同居させた。岐阜市 2022.VII
写真⑨:オスの有翅メスに対する交尾行動。岐阜市 2022.VII
写真⑩:オスを同居させたグループは全ての有翅メスが脱翅したが、他方は有翅のままだった。岐阜市 2022.VII
写真⑪:オスを同居させて脱翅したメスのグループはすぐに産卵を始めたが(矢印)、
オスを同居させなかったグループの有翅メスは産卵をしなかった。( なお、アリを落ち着かせるため、両方のグループには最初から卵を除いたワーカー蛹や幼虫をくわえてある。)岐阜市 2022.VII
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