ヤマヨツボシオオアリ その2

ヤマアリ亜科

オオアリ属:熱帯から亜熱帯に広く分布し、日本では29種が知られています。


ヤマヨツボシオオアリ( Camponotus yamaokai ):本州、四国・九州に分布します。岐阜県では中南部の枯れ枝に営巣します。体長:3.5~4.5mm


今回はヤマヨツボシオオアリの色彩変異について紹介します。

写真①:越冬中のヤマヨツボシオオアリの巣内で見られた色彩変異。中央の大型働きアリ3頭のうち中央が通常体色、右が薄いタイプ、左が中間タイプ。岐阜市 23.II.2020

写真②:中央に体色が薄い個体。岐阜市 23.II.2020

写真③:体色が薄い個体を横から。頭部以外も色が薄く、腹部の斑紋も不鮮明。岐阜市 23.II.2020

写真④:通常体色の個体は大あごの上(矢印)が赤褐色。岐阜市 23.II.2020

写真⑤:中間タイプ個体を上から。岐阜市 23.II.2020

写真⑥:女王アリは通常の黒色。岐阜市 23.II.2020

岐阜のアリ

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