ウメマツオオアリ その1

ヤマアリ亜科

オオアリ属:熱帯から亜熱帯に広く分布し、日本では29種が知られています。


ウメマツオオアリ( Camponotus vitiosus ):本州、四国、九州に分布します。岐阜県では中・南部の枯れ枝内に営巣します。体長:4~6mm。


写真①:ウメマツオオアリの小型働きアリ。小型働きアリの前胸部は褐色になることが多い。岐阜市 8.X.2013

写真②:ウメマツオオアリの大型働きアリ。前伸腹節背縁(矢印)に明瞭な凹みをもつ。岐阜市 29.VII.2019

写真③:小型働きアリの前伸腹節背縁(矢印)にも明瞭な凹みがある。岐阜市 8.II.2016

写真④:腹柄節は厚く、側方から見るとほぼ前後に対称な逆U字型を示す。岐阜市 31.XII.2018

写真⑤:ウメマツオオアリの巣内の様子。右下に脱翅女王アリ。美濃加茂市 30.VII.2019

写真⑥:ウメマツオオアリの初期巣。中央に脱翅女王アリ。御嵩町7.III.2016

写真⑦:ウメマツオオアリの脱翅女王を横から。関市 29.XI.2013

写真⑧:中央にオスアリ。海津市 4.VI.2018

岐阜のアリ

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